2014年（約年前）に21個のCPUをご紹介しましたが、今回は2000年のMobile PentiumⅢ-Mから、2014年のcore i3-4160までの41個のCPUをキレイに並べてみました。

いわゆる「CPUガチャ」で集めたわけではなく、動いているPCから抜き取って集めたCPU達です。１つだけ空いている部分がありますが、これはWindowsXP用のPCで今もなお使用中です。

上段の左から3番目～5番目をピカールで磨いてみたのですが、刻印が薄くなってしまい、何のCPUなのかわからなくなりそうだったので研磨作業は止めました。

CPUってなに？という人がこの画像を見ると、core部分がむき出しの３つのCPU以外はすべて同じものに見えそうな画像ですね。

では、詳細を書き込んでみましょう。

※画像をクリックすると拡大します。

socket478は478本の針が剣山の様に並んでいるCPUで、LGA775は775本の接点が並んでいるCPUです。

この頃のpentium4はwillamette版(1.75V)とnorthwood版(1.5V) があったりします。northwoodのほうが低電力だったので、willametteはすぐに消えていった記憶があります。

左上のコアむき出しの2つはコアが割れているような気が…。

prescott、smithfield、preslerといろいろありますが、電気をバカ食いするCPUを作っていた当時のインテルは省電力のAMDに勝てずに苦戦したのもこの頃です。

名作core2シリーズがメインです。pentium dual coreシリーズもなかなか省電力だったように思います。core2quadはマルチコア（メニーコア）になるための過渡期にあたるCPUです。

Xeonもなぜか私の手元にあるという謎（笑）。右下のcore i3はノートPCに搭載されていたものです。

この頃のインテルは足の本数がコロコロ変わります。

基本的には細いピンが479本あったノート用のsocket479、DesktopPC用のsocket478 → LGA775 → LGA1156 → LGA1155 → LGA1150の順に並べています。

デスクトップ用で並べた順番はTualatin → Willamette → Northwood → Prescott → Presler → Conroe → Wolfdale → Yorkfield → Clarkdale → Sandybridge → Ivybridge → Haswell となっています。

今（2021年）はintelが性能向上で行き詰まっており、ライバルAMDに負け戦状態です。しかもappleがM1チップを採用して脱intelに成功したので、今はいろいろ大変なのだろうと推察します。M1チップを製造しているTSMC社（台湾積体電路製造）の存在はAMDも恐れているでしょうから、それを含めてこれからの3社の活躍が楽しみです。

詳しいCPU情報がほしい方のために詳細を書いておきますね。

※TDPと発売日は参考程度に留めて下さい。調べるとintel公式に載ってなかったり、サイトによってバラバラの数値が出てくるので。

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