2008年発売のギリシャのキューブをようやくゲット。やっと日本で買えるようになった。
要するにルービックキューブの7x7x7というべきキューブ。「5x5x5より数字の大きいキューブは理論的に不可能」という説もあったのだが、
作れる人は作っちゃうんだなあ。
当時（2008年）これを入手しようとすると ギリシャの会社に直接注文→世界中を駆け巡る空輸 →箱がぼろぼろ→送料込みで1万を超える（※まじで？？）…というハイレベルな買い物だったらしいのだが、 日本に輸入代理店ができたおかげでこれで日本でも普通に購入できそうだ。
最近特にキューブらしいことをしてない私だったが、さすがにこれは買うしかないでしょ、と思って購入してみた。
でも、このくらいキューブが多いとどんだけすごいことになるのだろうか。そこで、このキューブの配列の組み合わせを計算してみた。
V-CUBE7のキューブの組み合わせ数は
1 9500 5511 8373 1307 8353 2912 6754 0200 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000無量大数0000不可思議0000那由多 0000阿僧祇0000恒河沙0000極0000載0000正0000潤0000溝 0000穣0000?0000垓0000京0000兆0000億0000万0000通り。
↑
なんだそれー
↑
無量大数を軽く超えてるー
↑
ケタが多すぎて実感がわかねー
いや、ほんとに実感がわかないんだけれども、 計算結果が宇宙の原子の数を簡単に超えている。比較する対象が異なるからアレだけど、数字的には宇宙レベルだよ。
【参考】宇宙の原子の数は1
＝1.00x10の80乗で、
V-CUBE7の組み合わせ数は
1 9500 5511 8373 1307
8353 2912 6754 0200
＝1.95x10の160乗。
そんなケタ外れのV-CUBE7がどれくらいのものかを確かめるべく 早速くるくる回してみた。
もちろん、ネットとかで解法なんてみないもーん。完全実力主義。※背景がくすんでいるのは気のせい。
私は比較的手が小さいらしいので、 そんな私だとこのキューブが滑らかに回らないことに気づいた。まあいいや、とりあえず始めてみよう。
10:50PM開始。まずは中央部分から揃えていく。
こんな感じ。
いわゆる、この部分ね。
25個x6面=150個のキューブはさすがに多いよ。 揃えるのに36分かかったよ。
次はエッジキューブを揃える。
ここを12本揃えるのだが、 これもまた手数が多くて大変。個人的にはここの処理がすごい苦手。
それにもめげずに丁寧に回していく。（ここで11:58PM）
ここで問題発生。ここ。１つだけ入れ替わってしまっている。
わかりやすく色分けすると
↓
この部分ね。
でも、これは5x5x5でも起こりうる現象なので、 5x5x5のプロフェッサーで少し練習をしてからあれこれと回す。（ここで0:19AM）
で、
開始してから1時間29分でエッジキューブ部分が完成。
途中でミスしたので、地味に面を揃えなおしながらの到達。 あとは、3x3x3のキューブと同じ揃え方でいける。
よーしあともうちょい。
ここで焦らずにゆっくりと回していく。
というわけで、0:25AMに完成っ。
いやー、苦戦した。マジ苦戦した。
撮影しながらやってみたけど、1時間41分34秒もかかったよ…
少しセンターキューブの揃え方を研究してから再度トライしたら、8回目のトライでやっと16分台だよ。
世界は2分台なんだけど、オレ的にはもはや10分を切ることすら無理ｗ